AI Trust Underwriting ─ AIエージェント時代の信用インフラ

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AIのミスに、保険を。
AI Trust Underwriting ─ AIエージェント時代の信用インフラ
金融チーム 辻 晃輔 / 土橋 由佑愛 / 渡邊 玲子 / 夫馬 悠介
01 ─ 課題

現場は使いたい。でも、誰も責任を取れない

現場・事業部門 AIで効率化したい 法務・リスク部門 責任の所在が不明 → 導入NG 対立 AI保険・認証 責任を引き受け、両者を繋ぐ

企業のAI導入を止める最大の要因は、性能でもコストでもなく「ミスが起きたとき誰が責任を取るか」が答えられないこと。

02 ─ 課題の実在性

AIの誤りは、すでに企業の賠償責任になっている。

実例: Air Canada (2024) チャットボット 存在しない割引を案内 裁判所 会社に支払い命令 企業の損害 補償+信頼低下 これから: エージェント時代 経理エージェント 請求書を誤読・誤送金 人の確認なしで実行 損害は桁違いに 回収不能 既存保険は対象外

人間のミスならE&O保険が効く。AIのミスは約款の隙間に落ちる。

03 ─ 解決策

認証 × 保険 × 監視。安全な運用を「儲かる」ようにする。

③ 監視 SaaS 行動ログを常時収集・保険料をリアルタイム更新 ② 保険 誤出力・情報漏洩・知財侵害・誤実行を補償 ① 認証 運用体制を審査(モデル・人間レビュー・ログ管理)= 日本版AIUC-1 ← 土台 ← 差別化

安全に運用するほど保険料が下がる。自動車保険が安全運転を広めたのと同じ市場メカニズム。

04 ─ なぜ保険が成立するか

既存保険の約款は「人間の過失」を前提に書かれている。

既存保険 人間の過失 E&O・賠責 AI起因の事故 誤出力・自動実行ミス 約款の適用外 一部重複 この無保険地帯が市場
05 ─ なぜAIなら解けるか

全操作がログに残る。火災保険より検証しやすい保険。

AI事故 発生 誤案内・誤送金など ログ提出 改ざん不可形式 AIが検証 故意・異常を検知 数日で支払い 故意なら免責 等級制度+免責額により、故意の事故誘発は経済的に不合理になる設計
06 ─ デモ
事故発生から支払いまで、
実際の流れをお見せします。
(シナリオデモ画面へ切り替え)
07 ─ ビジネスモデル

エージェント従量課金。顧客を増やさなくても売上が増える

顧客企業 AIエージェント 20〜100体を運用 当社 認証+査定+監視 提携損保 引受・資本 ① 認証料 300万/年 ② 監視 月4万/体 ③ 保険料シェア 10〜15% 査定データ ARPU 約1,300〜1,500万円 / 年 エージェント数の増加とともに自動拡大(リスク量と課金が比例)
08 ─ 市場

米国で150億円超の資金が検証済み。日本は空白。

保険のみ 認証+保険+監視(統合型) 米国 日本 Munich Re(2018〜) Corgi($108M) AIUC($15M シード) あいおい×Archaic(限定的) 空白 = 本事業 日本 × 統合型 日本企業の「責任が怖い」心理は米国より強い = 需要はむしろ大きい
09 ─ 実現可能性

当社 = 査定脳とデータ。損保 = 引受と資本

損保側の課題当社が提供するもの
国内保険市場の飽和(自動車保険は縮小傾向)AI保険という新規保険料市場
AIリスクを査定するノウハウ・データがない認証基準と行動ログデータ(引受判断の根拠を丸ごと供給)
事故データ不足で商品設計ができない監視SaaSが集める事故データ。先に組んだ1社が独占

保険引受は提携損保が担う設計のため、保険業法のライセンス問題を回避。

10 ─ 成長計画

6年で売上100億円。前提は大企業1万社の7%。

Y1 Y2 Y3 Y4 Y5 Y6 0.3億 4億 14億 35億 65億 100億 シード 3億 シリーズA 10〜15億 シリーズB 30〜50億 PoC 5社・損保提携 保険ローンチ 業界標準化・アジア

ARPU約1,400万円 × 約700社。エージェント数が1社50体に増えれば約300社・4〜5年に前倒し。

責任の不安をなくし、
日本のAI導入速度を世界水準に。
保険料率がAIの信用スコアになる。
私たちはAIエージェント経済の「信用インフラ」を握ります。
Ask: シードラウンド 3億円
使途: 認証基準v1策定 / 査定エンジン開発 / 損保提携・PoC 5社